10年以上前に京都の刀剣店で購入したものです。昭和41年3月15日付けの新潟県教育委員会の登録証がついてます。無銘ですが、室町時代後期あたりの太刀と聞いてます。刃渡り二尺四寸強の長めのものです。
その後、小柄、笄入りのフル装備の現代の打刀拵えを作成してもらい、鑑賞用に保管していたものですが、今回断捨離の為出品致しました。
研ぎには出していないので、ちいさな刃こぼれやキズが有ります。更に刀身の中ほどに、致命的な刃切れがあったのですが、瀬戸内のとある会社に、最新のレーザー溶接を施してもらいました。その後は鋼の材質にも影響なく写真のようにしっかり埋められてます。とは言え元は刃切れ刀ですので、神経質な方は購入をお控え下さい。値段も、刀身より、むしろ拵えにかかった費用でお出しします。
お分かりいただける方のご購入お待ちしております。ノークレームノーリターンでお願い致します。

以下は、刀のサイズ等の詳細となります。あと登録証はもちろんのこと、新潟県教育委員会用の所有者変更届の書類も添付しておきます。ご購入時には、お早めに所有者変更届けをお願い致します。
※刀身
刀身のナカゴの長さ、16.6cm 刃渡り 73.4cm 反り 3.2cm 目釘穴 I
重量 鞘から抜刀した元巾30.6㎜ 先巾17.6㎜ 元重ね7.5㎜ 先重ね4.3㎜ 表裏かき流しの一筋樋、地肌、刃文はよくわかりません！
※拵え
柄長 33.7cm 鮫皮に黒の木綿糸の諸撚り巻き、縁頭、現代物、頭にはシトドメ付き、目抜き、小柄、笄、現代物龍の図、ハバキ 時代物銀着せ二重、栗型にはシトドメ無し、下緒新品、鯉口と鐺は樹脂製に塗りを施したもの、
拵えガタツキ等無し、鯉口もしっかりしてます。白鞘は無いです。
後、全長が約1m15cmあり、私の手持ちの刀袋にはサイズの合うものが無いので、もうしわけないのですが、刀袋無しで出させていただきます。（2023年 5月 29日 15時 45分 追加）※鍔 鉄製現代物、サイズ 縦79㎜ 横72.4 ㎜ 厚さ 4㎜ 差し表側に、梅花の表裏に通したゾウガンが施して有ります。
柄は一尺一寸強と長めで、全体的に見ると元々刀身の反りが深いせいも有り、さほど目立ちませんが、微妙にうち反りです。柄だけ薩摩拵えのようです。
鞘塗り、黒漆たたき塗り武骨な仕様となってます。